あなたの心のフィルターは、自粛で疲れてしまったかもしれません。

こんにちは、日本セルフエスティーム実践協会(JSELジェイセル)の小西です。

コロナ禍で、リモートの世界にも、だいぶ馴染んできた一方で、友人たちと会ってお喋りしていない、落語も聴きに行けないし、大好きな卓球もできない、真剣に人と向き合って気軽に対話できない、もちろん仕事がリモートになったことで、参加者とのライブ感が持てないと、不満をぶつけている自分がいます。

「行動の自由が制限されている」というこの感覚が、知らないうちに身も心も疲弊させているのでしょう。このような環境になって、私たちは今まで当たり前と思っていた「自由に動けること」の大きさを知ったわけです。

「脳が疲れてしまった。」 

私たちはとかく、目についたことから行動を起こしがちですね。それも気になることから手を付けていきます。じっくりやらなければいけないことも、今すぐやれることを優先してしまい、真剣に向き合うことを避けてしまう傾向にあります。コロナの前にやっておけばよかった~と後悔して、「あ~」とため息をつき、自らセルフエスティームを下げているのです。 

そして、SNSからは新しい情報がたくさん流れてきますし、気になる情報も次から次に飛びこんできます。不確実な今、情報の変化に敏感でなければ生き抜けない、何とかキャッチアップしなければと焦る一方で、けっきょく今は動けないというジレンマにイラついているのです。「今までできたことができない」ということに意識がいって、脳がそればかり考えてしまいます。先が予測できないことが、私たちを疲れさせているのです。気づかないうちに、ものの捉え方が、ネガティブ思考になってしまいます。

「心のフィルターをリフレッシュさせる」

ネガティブになった時は、自分にこう言いましょう。「できることもたくさんあるし、一生自粛になることはない!」 心のフィルターを正常に戻すには、体を動かすことが一番なのです。自然を意識して太陽を浴びることで、あなたをポジティブな思考に誘導してくれます。自分の意識をコントロールできるように身体を鍛えておくと良いですね。

心のフィルターを強くするには、「自分の大切にしたいことを明確にする」

人生の過ごし方は、人それぞれです。時間の使い方も、その人の価値観によって違いますね。ゆったりと過ごしている人もいれば、セカセカと過ごしている人もいます。あるいは、手に負えないほど、やることを増やして時間がいくらあっても足りないと言っている人もいます。どんなことがあっても、焦らず慌てない自分になるには、自分の大切にしたいことを明確にしておくと、心のフィルターも丈夫になります。

人生100年と言われて久しいですが、私はすでにその75%に近づいています。私が主催するワークショップの中で、「人生の目的」を考える時間を持ちますが、受講者のみなさんに「あなたの人生の目的は?」と言うと、戸惑われるようです。それはそうだと思います。「人生の目的」を考える機会が今までなかったから。私も最初は何を考えればよいか分かりませんでした。人生を振り返って、自分の行動を思い出すエピソードの中に、見えてきたのです。

人生の目的とは、自分が生涯において大切にしていきたいことをいくつか考えだすことです。これは自分のためだけでなく、家族に対して、周りの人に対して、かかわる人たちに対して、社会に対してなされる大きなものです。1月のブログには、仕事の価値観と個人的価値観の話をしましたね。人生の目的は、もっとビジョンに近いものなのです。

自分の時間を生みだすために「やらないことを決める

一日24時間、日々時間に追われている私たちは、自分を見つめる時間を持つ必要があります。そのためにまずやりたいことは、「やらないことを決める」こと。自分のための自由時間を生みだすことができます。

私の若いころ(50年くらい前)は、男女役割分担などの社会通念や、仕事上でのジェンダー格差、偏見などがかなりあった時代でした。私は、初めて社会に出て「なぜ、そうなのか!」「なぜ、やれないのか!」と思うことが多かったのです。その当時は、女性は社会に出て20代で寿退社⋆というのが当たり前の時代でしたので、デザイナーとして一生自律して仕事をしていくことを決めていた私には、そういう社会環境に違和感を感じたわけです。その都度、自分の生き方をどのようにしたいかと、自分に問いかけながら、「何をやるのか、何をやらないのか」を決めていったように思います。

⋆寿退社:女性社員が結婚を理由に退職すること。

私が「やらないこと」を決めた基準は、時間がもったいないと思うこと、自分の価値観に合わない行動をなるべく減らすことが含まれます。最近の「やらないこと」を少しご紹介します。「偏見をもたない。」「曖昧な言葉を使わない。」「否定語を使わない。」「群れない。」「人と競争しない。」「情報だけで人を判断しない。」「自分に枠をはめない。」「食べ過ぎない。」「無駄な買い物はしない。」「メールに時間をかけない。」「頑張りすぎない。」「仕事を詰めこまない。」「怠惰にならない」などなど、行動レベルで作ります。

やらないことを考えていくと、何を大切にしたいかが、分かるようになってきます。どのように時間を使いたいのかも自ずと分かってきます。私が小さいころから求めていたことは、ダイバーシティ&インクルージョンでした。それに気づき、その考えに沿った行動をすることで、人生が大きく変わっていきました。

自分の大切にしたいことが明確だと

自分が大切にしたいことが明確だと、1.自分の人生を築いていくスピードの違いを実感できる。2.自分の大切にしていることを自分が行動に起こしていると実感できる。 3.達成感、満足感、ポジティブに物事を捉えるようになる。当然、セルフエスティームを高く保つことができますし、心のフィルターも丈夫になります。大切なことに時間を使えるように人生の目的を定めておくことのメリットは大きいですね。

もっと楽に自分らしく。

私たちは、周りを気にしすぎて人生時間を無駄に使っているかもしれません。人それぞれ、自分の大切なことを大事にして、互いを尊重して人生を生きていけばよいと思います。自分で決めて行動してゆくことで、セルフエスティームは豊かになり、争いもない穏やかな世界を生みだしていけるのではないでしょうか。

人生時間には限りがあります。自分にとって大切なことに時間を使えるようにしたいですね。

絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。それがもっとも素晴らしい偉業である。

  エマーソン (米国の思想家、哲学者、作家、詩人 / 1803~1882)

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