あなたの今年の目標は何ですか?
こんにちは。
日本セルフエスティーム実践協会(JSELジェイセル)の丸尾です。
2020年、いよいよオリンピックイヤーが始まりましたね。
「1年の計は元旦にあり」と言いますが、2020年の目標は立てましたか?
今日は「目標を立てることの意味と効果」について考えてみたいと思います。
ある調査によると、約3割の人が新年の抱負や目標を立てるそうです。
ということは約7割の人は目標を立てないということになります。
「目標なんて決めても、どうせ忘れてしまうから意味ないよ」
「目標を決めても、その通りになんてならないし・・・」
などと思ってしまうからでしょうか。
かく言う私も、数年前のお正月に「今年は日記をつけるぞ!」などと決めたものの、みごとに三日坊主になってしまいました(笑)。
では目標を決めることは本当に無意味なのでしょうか?
もし目標が形だけのもので、すぐに忘れてしまうようなものなら、確かにあまり意味はないかもしれません。
でも、目標が具体的でありありとイメージできるようなものなら、それは人生に影響をあたえていくものになります。
どのような目標なら人生に影響を与えられるのでしょう?
それは、「SMARTな目標」です!?
S: Specific(具体的)
M: Measurable(測定可能)
A: Attainable(達成可能)
R: Realistic(現実的)
T: Time-table(いつまでに何をするか明確)
この5要素をすべて満たしたものが「SMARTな目標」なんですね。
こうやって、文字で説明を読んでいると、「なんだ、当たり前じゃん」と思うでしょ?
でも、実際にこの「SMARTな目標」を立てるのが、案外難しいんですよね。
例えば、あなたが今、人生の真ん中あたりで、これからの自分の仕事をどうしていこうか・・・と考えているとしましょう。
転職するのか?(他に良いところはあるのか?転職して後悔しないか?)
今の会社で定年まで頑張るのか?(だとしたら、どんな仕事をして?どんなふうに働く?)
いっそサラリーマンを辞めて別の生き方をするか?(でも、今から新しいことなんてできるのか?)
なんかモヤモヤして、多くの場合、モヤモヤを抱えたまま結局、何も行動を起こさず、時間が過ぎていきます。
私の友人で、40歳になって突然、銀行員から大きなキャリアチェンジをした人がいます。
本人いわく「今まで与えてもらったものを社会に還元したい」と思ったのだそうです。
「今まで与えてもらったものを社会に還元したい」というフワッとした思いを実現するには漠然と考えているだけでは難しいですよね。
これを「SMARTな目標」で考えてみると
S: Specific(具体的) 「社会に還元」て何をすること?
M: Measurable(測定可能) どんな結果が出たら達成できたといえる?
A: Attainable(達成可能) そもそも今の自分に達成できそうなのか?
R: Realistic(現実的) 生活面でそれは現実的なのことなの?
T: Time-table(いつまでに何をするか明確) いつ、何を、どのように、どれくらいするのか?
結局、友人は、何と40代前半で銀行を辞め、大学に戻り、教員免許を取り、小学校の先生になりました。
自分が与えられたものを教育という場に還元し、これからの社会を作る子供たちを育てることにしたのです。
会社を辞めて受験勉強をして、「大学合格」「大学卒業」「教員免許取得」「教員採用試験合格」という測定可能な目標を立て、数年間は友達との遊びも一切絶って、必死に勉強して目標を達成しました。
生活面では銀行員時代のようにはいかないかもしれませんが、それでも公務員という現実的な安定を得ました。
銀行退職から教員になるまで、数年間のプランを計画し、実行したのです。
ここまでの大きな変化、大きな目標を立てるのは、一大決心がいりますね。
でも、これほどの大きな目標でなくても、目標は立てられます。
例えば、「今年は何か新しい趣味や特技を手に入れるぞ!」
「これまでやってきた仕事の集大成を何らかの形にしたい」
なんてことでも良いのです。
「SMARTな目標」、立ててみませんか?きっと、人生がちょっと、いや、だいぶ、変わると思いますよ。
日本セルフエスティーム実践協会(JSEL)では、こんなふうに、目標を立てて人生を充実させていくための講座、「最高の結果を出す自分を作る講座」を開催しています。
次回の開催は、2020年3月7日~8日の2日間(両日とも10時~17時30分)です。
人生を変えてみたいと思うあなた!ぜひ参加してみませんか?
ご興味がある方は、こちらからご連絡ください。募集を開始次第、いちはやくお知らせいたします。
問い合わせ先: info@jsel.jp